1. 地域とのコミュニケーション

袖ケ浦製油所は、地域の一員として種々の地域行事に参加するほか、児童や住民の見学を積極的に受け入れるなど地域との相互理解を深めるとともに千葉県や袖ケ浦市の各種協議会や審議会のメンバーとして地域の経済振興や発展に協力しています。

国道沿い緑地の清掃
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国道沿い緑地の清掃
袖ケ浦市と「災害時における消防車両
等への燃料供給に関する協定」を締結
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袖ケ浦市と「災害時における消防車両
等への燃料供給に関する協定」を締結

2. 国際協力

当社では⽯油精製における⽣産性の向上や環境保全に関する研修の機会や知⾒を提供することなどを通じて国際協⼒に貢献しています。

産油国視察団と当社スタッフ
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産油国視察団と当社スタッフ

2015年より、産油国政府の環境関連職員等で構成される視察団が袖ケ浦製油所を訪れ、当社の環境対策に関わる設備の理解を深めていただくとともに、当社環境担当者との環境負荷低減に向けた取り組みに関する意見交換を通じて、環境保全に対する知見を深めています。
これらの受け入れは、「(一財)JCCP国際石油・ガス協力機関」の事業に対する協力です。
2020年からは新型コロナウイルス感染症防止のためリモートによる意見交換を行っておりましたが、2022年3月より視察団の受入を再開しております。
2000年から海外からの研修を受け入れ、毎年、国際協力・海外協力を行っています。

 

ラオス・カンボジア国行政官と当社スタッフ
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ラオス・カンボジア国行政官と当社スタッフ

2019年12月3日、ラオス・カンボジア国行政官10名が当製油所を訪れ、公害防止管理者制度の必要性、有用性を理解することを目的に、当社の環境管理の取り組み、公害防止管理者の実務、役割、地域とのコミュニケーション等に関して研修を行いました。今回の受け入れは、「(一社)産業環境管理協会」が経済産業省より受託した事業に対する協力です。

3. 生物多様性と環境保全

生物多様性とは多様な生き物が存在し、つながりあって生きている状態のことを指します。
当社は大気の環境負荷低減のために脱硫・脱硝設備や省エネルギー機器を、水質の環境負荷低減のために排水処理装置をそれぞれ最適に稼動するとともに、廃棄物の発生抑制や緑化の推進に取り組むことにより、可能な限り環境負荷を低減し、生物多様性の保全に取り組んでいます。

 

また、ちば環境再生基金に対して2005年以降継続して寄付を行っており、環境活動への支援、環境保全と再生に役立てられています。毎年の継続的な貢献に対し、ちば環境再生推進委員会会長 熊谷俊人千葉県知事より感謝状を授与されました。感謝状の授与は、2012年、2016年、2019年に引き続き4回目となります。当社では、これからも地域社会の一員として、地域社会への貢献に取り組みます。

千葉県知事からの感謝状
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千葉県知事からの感謝状
保安管理センター周辺の緑化状況
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保安管理センター周辺の緑化状況

安全環境報告書 2022年度版

安全環境報告書 2022年度版

当社の安全環境報告書(PDF版)をご紹介します。