1973年10月:第一次石油危機
1973年10月、第4次中東戦争に端を発しアラブ石油輸出国機構(OAPEC)は原油の生産削減と価格引上げによる石油戦略を発動し第1次石油危機が発生、石油供給を削減された我が国の経済と国民生活は深刻な影響を受けた。この国家的な危機に際し、当時の社長水野惣平はリヤードに飛び、アラブの真意を探るべく、ファイサル国王らサウディアラビア政府首脳と会談、帰国後日本政府首脳に対応策を進言した。その後、政府は三木副総理を特使として中東に派遣、アラブ産油国は正式に日本を「友好国」であると声明を発表し、わが国の石油危機は終焉した。
当社も危機的状況を回避するため、我が国への供給を最大限に行った。