社史II 「石油危機と湾岸危機を乗り越えて」

1991年1月:湾岸戦争と操業の一時停止
1990年8月のイラク軍のクウェイト侵攻により発生した湾岸危機はイラクのフセイン大統領の強硬姿勢により外交的解決が困難となり、1991年1月17日未明、国連決議に基づき多国籍軍がイラクに対し攻撃を始め、湾岸戦争が勃発。当社は、全社を挙げてこの危機に対処し、従業員とその家族を含め1人の死傷者も出すことなく、クウェイトとサウディアラビアの国境に近いカフジにあるアラビア鉱業所における操業を最後まで続け、クウェイト、サウディアラビア両国から高い評価を受けた。しかし、イラク軍によるロケット砲撃のため、原油貯蔵タンク、病院などが被害を受け、約4ヶ月半にわたる操業停止を余儀なくされた。

イラク軍による砲撃の被害を調査する鉱業所関係者の画像が表示されています。

イラク軍による砲撃の被害を調査する
鉱業所関係者

被弾、炎上する原油貯蔵タンクの画像が表示されています。

被弾、炎上する原油貯蔵タンク

急ごしらえの簡易シェルターの画像が表示されています。

急ごしらえの簡易シェルター

イラク軍のクウェイト侵攻を伝える朝日新聞の画像が表示されています。

イラク軍のクウェイト侵攻を
伝える朝日新聞

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